今日は「ホテルマンの給料」についてお話していきます。
ホテルマン=給料が低い、というイメージでしょうか。
実際に働いている人だったら、身をもって実感しているかもしれません。
僕は、今ではレストランのマネージャーを任されているので、役職給がついておりますが、それまでは本当に少なかった・・・

え、もうお金ない…
そんな僕のリアルな給料を公開します。
また職場環境とかも書いてみたいと思います。
Contents
働いている職場概要

今僕が勤務しているホテルは東京、大阪、九州などに展開しているホテルグループです。
主に旅館やホテルを運営している会社で、従業員は800名ほどの規模の会社ですね。
本社は東京です。
そんなホテルに大学を卒業して、新入社員で入社して10年以上勤務中でございます。
仕事内容は、ずっと料飲部門ですね。
フレンチ、鉄板焼き、バー、ビュッフェ、朝食と色々な形態のレストランを経験しました。
今では、マネージャーという役職もつけていただいております。
そんな僕の給料、公開します!
実際の給料・年収

新入社員時代
大卒、新入社員時代の給料ですが、、18~23万円。手取りで15~20万です。
年収にすると、250万前後になります。
この頃は、基本給がめちゃ低いので、残業代で稼いでいる感じですね。
ただ残業がない月はほんと悲惨です。
給料入ったばっかりなのに、生活費とか(親への借金返済、、、これは自業自得)を差し引くと、今月あと8千円とかありましたからね。
この頃に、ひたすら小麦粉を水で溶かして食べるという技を得ました。
主食は、粉。
怪しい・・・
(顔にブツブツできてやめました)
マネージャー時代
これが、マネージャー(課長)に昇格させてもらって、ボーナスもあった時の年収です。

総支給額は472万円、手取りで323万円です。
マネージャーなので勤務時間はかなり多いですね、残業代込みの固定給なので。。。
これ以上あまり多くを語りませんが。(笑)
それにしても、ちゃんとボーナスをもらったの初めてな気がします。(笑)
今までは、「スンシ」ばかり、、、まぁもらえるだけありがたいです!
コロナでどうなったか
2020年コロナで、ホテルが2ヶ月間の休業。その後も、臨時休業などをはさみながらの運営。
例年よりも8割くらいの出勤に減ったんではないでしょうか。
こちらです↓

総支給額で383万円、手取りで262万。
月31万くらいです。
もちろんボーナスはありません。
100万くらい減ってしまってるんですー、、、
まぁこればっかりは原因が分かっているので仕方ないですが、、、
職場環境はどうか

大変なこと
毎日100名前後の人を接客をすることと、1人の力では何もできない。ということです。
接客業、サービス業なので当たり前なのですが、毎日沢山の人を接客します。
しかも、お客様から顔、声、表情、動作などすべてを見られますので、気を抜けません。
緊張感をもって取り組みますし、経験によってある程度は慣れてきますが、お客様も人間です。
その日の気分があったり、一緒に来る人によって、態度がガラッと変わる人もいます。
そんなお客様に楽しんでもらって、また来てもらえるようなサービスを提供するのは、大変です。
ホテルマンを辞めた人の次の職場が、「工場勤務」とか良く聞きます。
お客様の機嫌に左右されるのが嫌になったのか、、、
次に、1人の力では何もできない、ということです。
ホテルはチームワークです。
僕は、レストランマネージャーをしていますが、料理も作れませんし、ベッドメイキングもできません。
外回り行って営業もできませんし、結婚式の音響とかもできません。
1人では、お客様を迎えることもできません。
だから周りのスタッフと協力していかなければなりません。
トヨタの社長がこんなことを言っていました。
「自分と未来は変えられるが、過去と他人は変えられない。」
そんな変えられない周りのスタッフも巻き込んで仕事をしていく、そういうところにも大変さがあります。
仕事のやりがい
お客様の喜びを直接感じ取れる。
これだけかもしれません。
接客をしていますから、お客様は目の前にいます。
お食事時間、1時間半~2時間の間、同じ空間にいるわけです。
料理を待っているときの「次の料理まだかなー。」という不安な感情も感じますが、食べているときの「美味しー!」というリアクションや、「今日は楽しかったー!」という声も伝わってきます。
そういうリアクションを直接感じ取れるのが、最大の喜びですね。
こちらまで嬉しくなります。
中には、変わったお客様もいますが、そんな方が来た時の2時間は胃が痛くてしょうがないです。
変わったお客様の話は、また違う機会にしたいと思います。(笑)
出世と給料
一般的にホテルマンってどうなんでしょう。
低いイメージですよね、実際僕も役職がついてなければ、、、(涙)
だいたいこれ↓↓に当てはまると思います。
一般職 200~350万
マネージャー 350~500万
ディレクター 450万~600万
副総支配人 600万~700万
総支配人 800~1200万
当然のように、役職があがると責任と重圧がのしかかってきます。
利益と顧客満足向上のために奮闘です。
出世の方法ですが、ホテルといっても部署があります。
宿泊部門、料飲部門、宴会部門、営業部門、管理部門、調理部門。
この中でも、出世しやすいのは、売上を伸ばすことのできる部門ではないでしょうか。
宿泊、料飲、営業あたりですかね。
ただ、やっぱりホテル=宿泊なので、宿泊部門が一番出世しやすいのでしょうか。
こればかりは、ホテルの業態によっても変わりますので、自分のホテルの出世している人の傾向を見るしかありません。
まとめ
ホテルマンの給料は、役職がつくまでは低いです。
産業別に見ても、宿泊業は下の方です。
ただ、サービスのプロフェッショナルなので、仕事を極めていけば、必ずスキルと成り得るものはあります。
調理部門だったら、料理人。
宿泊部門だったら、語学力。
料飲部門だったら、ソムリエやバーテンダー。
などです。
そうしたスキルを身につけることで、出世の道は開けますし、給料もあがっていきます。
もしくは、勤務外の時間を使って副業するのも、今の時代は全然いいと思います。
むしろ個人的には、こっちの方がオススメです。
副業で手に入れた力も、自分の力としてホテルマンにも活きるので。
副業で結果を出せた方法はこちらに詳しく書いています↓
また、気になることなどありましたら、コメントくださいませ^^
おまけ

あつしの30秒プロフィール!
高校の時に読んだ本をきっかけにホテルマンになることが夢に!
そして、いざ就職!
しかーし、月250時間以上の労働の現実…
なんとか10年以上継続も、管理職になりさらに精神的に追い詰められ、長時間労働で体にもガタが…

こんな生活が続いて、心と体は健康なままでいれるのだろうか?

これから家族と満足いく時間を過ごすことができるのだろうか?
そんな悩みがずっと心にある中、出した結論。
いつでも会社を辞めれる準備をしておくこと!
そして、パソコンを購入し、在宅ワークを開始!
だけど…プログラミング、動画編集に挑戦するも、全く結果を出せず。
会社員での10年間の生活は、個人で稼ぐためには全く役にたちませんでした。
しかし、ふと出会った動画をきっかけに学んで、実践後半年で10万を稼ぐことに成功!
その後も継続して結果を出し、最高月商108万、粗利16万を達成!
ホテルマンの勤務外での時間で、ホテルマンの初任給と同じくらいのお金を稼ぐことに成功した僕ですが、個人で稼げるようになって手に入れたものはお金以外にもあります。
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こんにちは!現役ホテルマンのあつしです>>プロフィールはこちら